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コルチコトミーとは?

コルチコトミー併用矯正は一度切った骨は、回復すると以前よりも丈夫になるという性質を利用した治療法です。歯の土台である骨の表面にヒビを入れる外科手術を用い、人間の自然治癒力を高めながら、無理のない期間での治療を可能にします。
コルチコトミー01

具体的には、歯が生えている歯肉の下の骨(歯槽骨)の表層を皮質骨、内側を海綿骨と言いますが、表層の皮質骨の一部を除去することをコルチコトミー(歯槽骨皮質骨切除術)と言います。この外科手術を併用した矯正治療は、日本ではまだメジャーとは言い兼ねますが、アメリカの専門医では1医院あたり年間300症例ほど行われているポピュラーな治療方法です。

なお、当院で行うコルチコトミー手術は最新の術式で、アメリカで行っている術式とは異なり人や動物の骨を使用しません。

コルチコトミーの歴史と実績

ヘミオステオトミー・コルチコトミーはコルチコトミーの改良法です。

コルチコトミー02ヘミオステオトミー・コルチコトミーは、コルチコトミーをより発展させ、矯正歯科治療の期間を短縮できるようにした治療で、深澤真一により考えだされた手術法です。アンカーインプラントを併用することで、矯正期間を短縮することができます。

コルチコトミー併用矯正ではオペの直後に歯を動かすためにワイヤーに力をかける必要があるため、あらかじめ歯に矯正装置をつけておき、矯正装置の力〈=外からの力〉と、人間の体に備わっている治癒に向かう力(自然治癒力)〈=内からの力〉によって新しい歯並びが形成されます。

なお、手術では親知らずを抜く程度の腫れはありますが、術後はその日のうちに帰宅することができます。このようにヘミオステオトミー・コルチコトミーは、治癒力を活発にさせながら治療を促進するため、無理なく短期間で治療を終えることができます。

また、一度切られた骨は自然治癒の力で手術前よりも丈夫になり、矯正後の後戻りも軽減されます。また、皮質骨を除去するときに掘る溝が血液の循環を活性化させて、代謝が盛んになります。その結果、歯肉が若返ってきれいなピンク色になることから、アンチエイジングにも役立ちます。

アンチエイジングプログラムとは

手術が怖い!緊張してドキドキしてしまう方に!!

コルチコトミー03手術と聞くと不安を感じる方もいるかもしれません。当院では、治療方法について患者さまに納得していただくまできちんと説明を行います。また、頭では納得していても実際に緊張してしまうという方には、専門の先生による静脈内鎮静法(IV)をお勧めしています。

ウトウトしている間にインプラントの手術やヘミオステオトミー・コルチコトミーの手術を行い、その日のうちに帰宅することができます。オペそのものにかかる時間は1時間ほど。30分ほど冷やせば帰宅できます。もちろん、手術当日の入浴と飲酒は控える必要がありますが、普段と変わらない食事も可能です。また、痛みが気になる方には、鎮痛剤をお出ししますので、うずくことはほとんどありません。

スピード重視の矯正治療 基本は、非抜歯

スピード重視の矯正治療の基本は、非抜歯です(親知らずは抜歯をします)。非抜歯で治療する場合、以下のような欠点が生じます。

非抜歯で治療する場合の欠点1. 顎が小さいことが不正咬合の原因となっている方は、顎を大きくする必要があります。
2. 叢生(乱ぐい歯)を治療すると、口元が突出してしまうことがあります。
3. 骨から歯が出てしまうため、歯肉の退縮を引き起こしたり、歯が抜けやすくなります。

コルチコトミー04これらを解決するためには、奥歯を親知らずの位置まで移動させる必要がありますが、従来の治療法では装置が複雑になり、治療期間も長期化してしまいます。

しかし、ヘミオステオトミー・コルチコトミーとアンカーインプラントを併用することでこれらの欠点は解消され、ほとんどのケースで治療期間を短縮することができます。

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