スピード矯正研究会
2月の勉強会は論文勉強会でした。
論文は、ボストン大学Drディバートのピエゾによるコルチコトミー、オステオトミーについてでした。
この方法はもうすでに効果や安全性についていくつも論文が出ており、経験さえつめば確実に歯は早く動き、治療期間は短くなります。
Dr深沢も、日本でピエゾによるコルチコトミー、オステオトミーの術式を教えています。
さて、ピエゾ、聞きなれない言葉です。
ピエゾとは、セラミックor金属への圧電効果による振動現象を言います。
このピエゾ現象を起こす機械はもともと脳外科で使用していました。
ピエゾサージェリーという機械で骨は削れても、軟組織は切ることができず、脳外科にはもってこ
いの機械です。それを現在口の中に使用しています。
骨は削っても、歯へのダメージはありません。
大変都合の良い機械です。
この装置で骨に刺激を与えることで歯は早く動きます。