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2015年6月 6日


 舌側矯正歯科治療

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↑左側が従来のブラケット、右側がFLBです。「FLB」は深澤の3000症例を超える経験の中から生まれた超小型の裏側矯正装置で、AMERICAN ORTHODONTICS社と共同開発しています。


歯の矯正は受けたいけれど、装置が目立つのがイヤ。それが理由で二の足を踏む人は多いものです。
そこでご紹介するのが歯の裏側に装置を着ける「舌側(裏側)矯正」。
どんな治療法なのか詳しくレポートします。


  ◆職業柄、目立つ装置は困るので裏側矯正に興味が
   今年こそ治療に踏み切りたいです。
  (佐藤 美奈子さん/40代/会社員/都内勤務)

20代の頃から歯を矯正したいと思い続けてきました。
実際、専門クリニックで検査を受けたこともありますが、いざとなると歯に着ける装置にどうしても抵抗があって...。人に会うことが多い仕事なのでイメージが気になるんですよね。
今回は裏側からの矯正治療が得意な先生にお話を伺えるということで、とても楽しみです。

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〜実際の流れを紹介〜

【Step1】カウンセリングと口腔内チェック

電話予約後にクリニックを訪ね、初診でまず歯科医師に自身の悩みや要望を伝える。
その情報に基づき歯科医師が目視で口の中を一通りチェック。
併せて舌側矯正治療に関するおおまかな説明を受ける。

【Step2】レントゲン撮影による検査・診断

骨や歯の根の状態をレントゲン画像で、顎や顔の形を写真撮影をして見る。
さらには形を取り噛み合せの狂いを確かめ、適切な顎の動きと位置を検討。
矯正治療の効果はこの検査・診断の精度にかかっていると言っていい。

【Step3】治療計画の立案と説明の後セットアップ模型と装置を作製

検査結果をもとに治療法を検討、できるだけ患者の要望に沿った方法を選択する。
このとき治療期間や費用も検討されるので、率直に要望を伝えよう。

最終ゴールを設定したら、歯型をもとに上下歯列の噛み合せを精密再現したセットアップ模型を作製。


そこからさらに装置(ブラケット)を作製する。
同院では院長考案の「FLB」と呼ばれる、日本人の顎のサイズに合わせた、通常よりも小さめのブラケットを使う。


【Step4】PC画面上でワイヤーを製作 矯正装置を着けて治療開始

セットアップ模型とブラケットのデータをコンピュータに取り込み、画面上で専門のロボットがブラケットをつなぐワイヤーを正確に曲げていく。


曲げの精度が高いため、望む位置に歯を動かすことができ治療期間が短縮される。
矯正装置の装着は45分程度で完了。


【Step5】装置撤去後の保定期間へ

矯正装置を外した後は、きれいに並んだ歯の後戻りを防ぐため、取り外しのできる装置を一定期間着ける。


中にはもうワンランク上の仕上がりを求めて矯正治療を継続し、微調整を行う患者様もいる。その辺は都度、歯科医師との相談になる。


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●レポートを終えて●


ドクターからのメッセージ

最初に申し上げたいのは矯正治療に100点満点はないという事実です。
どんな治療にもメリットとデメリットはありますし、患者さんの要望や感覚は千差万別だからです。


銀座矯正歯科ではそれらの要素をすべて事前にお話ししています。

またオリジナルの舌側矯正治療「FLOS(FUKASAWA Lingual Orthodontics System)
は小さめのブラケットを歯の根元に着けるので舌が当たりにくく、しゃべりづらさを軽減できます。


レポーターのコメント

初めて舌側矯正を拝見しましたが、本当に装置が見えにくいんですね。

口の中を覗きこまない限り見えないと思います。

深澤先生が考案されたブラケットは通常のものと並べてみるとかなり小さく、歯の中央ではなく根元に着けるとも伺って、確かにこれなら舌が傷ついて痛い思いをすることは少ないだろうなと思いました。


長年迷っていて踏み出せなかった矯正治療ですが、もう一度検討してみたいという気持ちになりました。
私のように見た目が気になる方には、お勧めの治療法だと思います。

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素朴な質問
Q&A


Q.舌側矯正のメリットとデメリットを教えて下さい

A. 最大のメリットは矯正装置が見えにくいこと。

人目を気にせず治療に専念できます。

希望される患者さんはイメージが大切な女優やアナウンサー、営業職や接客業の方が多いですね。歯の裏側は絶えず唾液で潤っているので歯垢がつきにくく、虫歯になりにくいという特長もあります。


一方、デメリットは舌の先が装置に触れて、多少しゃべりづらくなるということ。ただしそれも、ほとんどの方が2〜3週間で慣れて、自然としゃべれるようになります。


Q.表側に装置を着ける方法と比べて効果に差はありますか?

A. 差はほとんどありません。

かつては表側に装置を着ける「唇側矯正」に比べ、舌側矯正の仕上がりは劣るといわれていましたが、矯正装置が発達したのと、実は歯科医師の技量が仕上がりを大きく左右します。

舌側矯正には高度な技術が必要だからです。

矯正専門をうたっている歯科医師がすべて裏側矯正の技術を持っているわけではありませんので、その先生の実績を見極めた上で検査や治療を委ねることが大切です。

治療の症例数や年数、どこでどんなトレーニングを積んできたかなどが参考になるでしょう。


Q.治療期間や費用はどれぐらいかかりますか?


A. 矯正治療はいわばオーダーメイドの治療。


患者さんの顎の形や歯の状態、要望に応じてゴールを決めるので、治療期間や費用はそれぞれ違い一概に言えません。

それを踏まえた上で目安を申し上げるとすれば、当院の場合、上下に装置を着ける舌側矯正でトータルフィ120万円が基準。


舌側矯正には高度な技術が要るため唇側矯正よりも費用は割高になります。

治療期間は1年半から2年が一般的といわれていますが、年齢を重ねるほど歯の動きは遅い傾向にあるので、3年程度みたほうがいいでしょう。


※頼れるドクター2015-2016版より抜粋

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院長 深澤 真一

銀座矯正歯科
院長 深澤 真一
http://www.ginzakyousei.com/

当院では、舌側矯正3,000症例以上の高い実績をはじめ、スピード・デジタル・矯正やインプラント、審美、歯周治療など包括的な歯科治療を行なっています。都内/関東圏はもちろん、全国から多くの患者さまが当院の矯正治療を受けにいらっしゃいます。

患者さまは20代から60代と幅広く、お子さまの矯正ももちろんお受けしています。銀座矯正歯科は、望まれる患者さますべてに、世界トップレベルの矯正治療をお届けしています。