裏側矯正の症例12|顎関節症ケアとアンカースクリューを併用した叢生・反対咬合の治療
治療概要
- 治療期間
- 2年4か月
- 治療費
- 1,375,000円(税込)
- 性別
- 女性
- 年齢
- 20代
ご相談内容・お悩み
歯並びのガタガタ
治療内容
上下顎に叢生(歯並びのガタガタ) と部分的な反対咬合を認める。
前歯の反対咬合は顎位の変化を示す兆候であるため、矯正治療と並行して顎関節症に対するケアが必要。
本症例は上下小臼歯抜歯により叢生解消のスペースを獲得し、下顎位の後退があることからダイレクトスプリント治療を併用して顎位の安定を求めた。
矯正用アンカースクリューは固定源の強化のために必要とした。








顎関節への配慮が必要な矯正症例
前歯部の反対咬合は、単なる歯の位置異常ではなく、下顎の位置(顎位)の変化を示すサインであることがあります。このような症例で歯並びだけを整えると、顎関節への負担が残ったままになる恐れがあるため、矯正治療と並行した顎関節症へのケアが不可欠です。
本症例の治療内容
上下顎の叢生と部分的な反対咬合に対し、上下小臼歯の抜歯でスペースを確保し、裏側矯正で治療を行いました。下顎位の後退が認められたことから、ダイレクトスプリント治療を併用して顎位の安定を図り、さらに矯正用アンカースクリューを固定源の強化に用いています。咬み合わせの土台となる顎の位置から整えることで、長期的に安定した治療結果を目指した症例です。
リスク・副作用
アンカースクリュー埋入部の違和感やまれな脱落、スプリント使用中の一時的な咬み合わせの変化、矯正治療全般の痛み・虫歯・歯肉炎・歯根吸収・後戻りなどのリスクがあります。顎関節症状の経過には個人差があり、定期的な評価を行いながら治療を進めます。