裏側矯正の症例2|上下顎の叢生を抜歯を伴う舌側矯正で治療
治療概要
- 治療期間
- 2年
- 治療費
- 1,350,000円(税込)
- 性別
- 女性
- 年齢
- 20代
ご相談内容・お悩み
叢生(歯のがたつき)
治療内容
上下顎の叢生を認める。
患者は上下顎ともに舌側からの矯正治療を希望した。
上下顎ともに小臼歯を抜歯して叢生を改善する。
上下顎の叢生は改善し、良好な側貌と歯並びとかみ合わせを獲得することができた。








歯のがたつき(叢生)が及ぼす影響
歯列のがたつきは、単に見た目の印象を左右するだけではありません。重なり合った部分には歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病の原因となるほか、咬み合わせのバランスが崩れることで特定の歯に過剰な負担がかかることもあります。成人の矯正治療では、こうした将来的な口腔内リスクの軽減も大きな目的のひとつです。
見えない矯正装置による治療の進め方
本症例では、患者様のご希望により上下顎とも歯の裏側に装置を装着する舌側矯正を選択しました。舌側矯正は装置が見えないという審美的な利点に加え、前歯を後方へ引き込む動きのコントロールに優れているとされ、抜歯を伴う症例との相性が良い治療法です。上下顎の小臼歯抜歯でスペースを確保し、段階的にワイヤーを交換しながら歯を移動させ、最終的に良好な側貌と咬み合わせを獲得しました。
治療に伴うリスク・副作用について
歯の移動時の痛み(装置調整後2〜3日程度が一般的)、舌側装置特有の発音への一時的な影響、口内炎、まれに歯根吸収や歯肉退縮が生じる可能性があります。また、治療後は保定装置(リテーナー)の使用を怠ると後戻りが起こりやすくなるため、保定期間の通院と装置の装着が重要です。