裏側矯正の症例3|叢生と口元の突出を同時に改善した舌側矯正
治療概要
- 治療期間
- 1年10ヶ月
- 治療費
- 1,350,000円(税込)
- 性別
- 女性
- 年齢
- 20代
ご相談内容・お悩み
叢生(歯のがたつき)
治療内容
上下顎の叢生を認める。また、口元の突出も認められた。
患者様は上下顎ともに舌側からの矯正治療を希望した。
上下顎ともに小臼歯を抜歯して叢生を改善する。
上下顎の叢生と、口元の突出は改善し、良好な側貌と歯並びとかみ合わせを獲得することができた。








叢生と口元の突出を併発しているケース
歯のがたつき(叢生)と口元の突出が同時にみられる場合、歯を並べるスペースの不足に加えて、前歯全体が前方に位置していることが多く、単に歯列を整えるだけでは口元の印象は改善しません。本症例では小臼歯の抜歯で得たスペースを、がたつきの解消と前歯の後方移動の両方に配分する治療計画を立てました。
抜歯スペースを活用した口元の改善
抜歯によって生まれたスペースへ前歯群を計画的に後退させることで、唇の突出感が和らぎ、鼻先・唇・顎先を結ぶEラインに近い調和のとれた横顔へと変化します。裏側矯正は装置が舌側にあるため、前歯を引き込む力学的コントロールがしやすく、口元の突出を伴う症例で力を発揮します。治療後は叢生・突出感ともに改善し、良好な側貌と咬み合わせが得られました。
リスク・副作用
抜歯部位の治癒に伴う一時的な不快感のほか、矯正治療全般に共通する痛み・違和感、清掃不良による虫歯・歯肉炎、歯根吸収、後戻りなどのリスクがあります。抜歯の要否や本数は精密検査に基づいて症例ごとに判断されるものであり、すべての方に抜歯が必要となるわけではありません。