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2023.04.19

矯正中の食事で噛めない理由と痛みを感じにくいおすすめの食べ物

矯正中の食事で噛めない理由と痛みを感じにくいおすすめの食べ物

 

矯正中に食事が噛めないことがあるため、矯正治療に関して不安に思う方も多いでしょう。歯の痛みが強く感じるのは、治療をはじめて1〜2週間くらいなのでそれほど心配はいりませんが、食事に気をつけることで痛みをおさえることも可能です。

この記事では、矯正中に食べ物が噛めなくなる原因と、痛みを感じにくい食べ物について紹介しています。矯正中は、痛みを感じにくい食べ物を積極的に摂取することで、おいしく食事が召し上がれます。

 

矯正中の食事で噛めない理由

 

矯正中に食べ物が噛みにくいのには原因があります。以下でくわしく解説します。

矯正器具による痛み

矯正中は矯正装置を使用します。矯正装置には、ワイヤーやブラケット、バンドなどがあり、装置が舌や口のなかの粘膜にあたることにより痛みを感じます。

とくに矯正治療を開始した初期のほうは、装置に不慣れな状態です。舌や口の動かし方がわからず、装置に何度も触れてしまい、痛みを感じてしまいます。

歯が動くときの痛み

歯を動かしたときの痛みにより、食事がしにくいという場合もあります。歯を動かすためには、歯を支える骨を溶かす必要があります。

そして歯を動かしたあと(溶けた場所)に徐々に骨が形成されていきます。骨が溶ける、骨がつくられるということを繰り返さなければならないため、歯を動かした際に痛みを感じます。

口内炎による痛み

矯正により口内炎ができてしまって、痛くて食事が取れないというケースもあります。矯正装置を装着すると、食事や会話で口や舌を動かす際に、舌や口の粘膜を痛めてしまうことがあります。

傷が炎症すると口内炎になり、より強い痛みが発生してしまいます。市販薬を使用すれば数日程度で治りますが、装置が口内炎にあたり、完治が遅れることもあります。

 

矯正中は避けるべき食べ物

 

矯正中は控えたほうがよい食べ物を紹介します。以下の食べ物の摂取を減らすことで、痛みや歯に物がつまる回数を減らせるため、ぜひ参考にしてみてください。

繊維質の多い食べ物

繊維質が多い食べ物は歯につまりやすいため、食べるのを控えることをおすすめします。矯正中は歯に物がつまっても取りづらく、食べ残しが原因で虫歯になることもあります。

繊維質が多い食べ物とは、白菜やセロリ、えのき、ほうれん草、わかめ、ニラ、モヤシなどです。野菜だけでなく、魚や肉にも繊維質が多く含まれているものもあります。食べる際は、細かくすることで、歯に食べ物がつまることを回避できます。

粘着性の高い食べ物

粘着性の高い食べ物も矯正中は控えたほうがよいでしょう。キャラメルやガム、餅などです。

矯正装置にくっつきやすく、奥歯に装置を取りつけている場合は、自分ひとりの力では除去に苦労することもあり、簡単に取り除けません。装置が外れる原因にもなります。

砂糖が多い食べ物

砂糖が多く含まれている食べ物は虫歯リスクが高くなります。チョコレート、アイスクリーム、しょうゆせんべいなどです。

矯正装置は一日中装着しているため、装置と歯の隙間に菌が溜まりやすい状態です。糖分が多いジュースも虫歯ができやすくなるため、気をつけましょう。

マウスピース矯正の際は、食事中に装置を外せるため、砂糖が多い食べ物も我慢せずに食べられますが、歯についた菌に気をつける必要があります。必ず装着前には歯磨きをしましょう。

硬い食べ物

硬い食べ物は食べるときに歯に力を入れるため、矯正装置が口の粘膜を傷つける、または装置が外れる原因になります。矯正中はなるべく硬いものは食べないほうがよいでしょう。フランスパンやバケットなどの硬いパンやせんべい、リンゴなどです。

スルメイカやグミなど、噛み切りにくい食べ物も噛むときに歯に力が入るので、歯を痛めてしまうこともあります。十分に注意しましょう。

着色がつきやすい食べ物

マウスピース矯正の場合は、着色しやすい食べ物は控えることをおすすめします。マウスピース矯正とは、ワイヤーやブラケットを使用しない治療法のことです。透明でまわりから矯正していることが気づかれず、食事中は取り外せるというメリットがあります。

マウスピース矯正の場合は、装着したまま飲食するとマウスピースに着色してしまいます。着色しやすい紅茶やコーヒー、烏龍茶などは控えましょう。

 

痛みを感じにくいおすすめの食べ物

 

矯正中は以下の食べ物を積極的に摂取することで、食事の際に痛みを感じにくくなります。くわしく説明します。

柔らかい食べ物

矯正中は歯に強い力をかけると痛みを感じるため、できるだけやわらかい食べ物を食べるようにしましょう。硬い食べ物は、煮込む時間やゆでる時間を長くすることで、やわらかくすることも可能です。

たとえば主食は、雑炊やリゾットなら歯を痛める心配がありません。おかずは、ポトフ、おでん、茶碗蒸し、スクランブルエッグ、オムレツなどがおすすめです。汁物は、スムージーや味噌汁、ポタージュスープなどが食べやすいでしょう。

水分が多い食べ物

水分が多く含まれている食べ物も、痛みが感じにくいためおすすめです。おかゆや冷奴、湯豆腐、ゼリー、プリンなどです。水分があまり含まれていなくても、食材に水溶き片栗粉をつけることでとろみができて食べやすくなります。

挟まりにくい食べ物

歯や矯正装置にはさまりやすい食べ物は、歯磨きの際に糸ようじや歯間ブラシを使用しなければ取れないケースもあり手間です。サンマやアジなどの小骨が多い魚は、歯にはさまりやすいため、控えることをおすすめします。

魚を食べる際はすり身にする、小骨が少ないタラやカレイなどの魚を選ぶなどしましょう。ねぎ、ゴマ、刻み海苔なども歯にはさまりやすいので気をつけてください。

ビタミンB2を含む食べ物

矯正中は口の粘膜を傷つけやすい環境にあります。傷を治すためには、市販薬のほかにビタミンB2を多く含む食べ物を摂取することで回復を早められます。ビタミンB2には口内にできた傷を治す効果があるからです。

ビタミンB2が多く含まれている食べ物には、鮭やマス、豚肉、牛肉、牛乳、卵などがあります。干し椎茸やブロッコリー、マッシュルームなどにも多く含まれています。

ビタミンB6を含む食べ物

ビタミンB6を多く含む食べ物も、口内にできた傷や口内炎に効果的です。ビタミンB6には、皮膚の抵抗力を高めてくれる作用があるため、傷の治りを促してくれて炎症を防いでくれます。

ビタミンB6が多く含まれる食べ物には、マグロ、カツオ、鮭、バナナなどがあります。新鮮な状態のほうがよりビタミンB6が多いため、マグロは刺し身に、カツオはたたきにするなどして食べるようにしましょう。

またビタミンB6は、ビタミンB2と一緒に摂取することをおすすめします。ビタミンB群のひとつであるビタミンB6とビタミンB2は、互いに作用することでその効果を高めてくれるからです。

 

まとめ

 

矯正中は、矯正装置が口の粘膜や舌にあたる、または歯が動くことで痛みが発生します。また、歯や矯正装置に食べ物がつまりやすいため、矯正中は硬い食べ物や、歯につまりやすい粘着性の高い食べ物は控えることをおすすめします。

反対に食べやすい食べ物は、やわらかい物や水分が多く含まれている物です。万が一、口内炎ができた場合には、ビタミンB2やビタミンB6を含む食べ物を摂取するようにしましょう。炎症をおさえてくれます。

銀座矯正歯科では、痛みを強く感じる矯正初期の際に、なるべく弱い力で歯を動かす治療をしています。また、痛みを感じやすい原因のひとつである矯正装置バンドを使用していません。歯の痛みに不安を感じている方は、ぜひ銀座矯正歯科に相談してみましょう。

 

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