コルチコトミーとは

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出展「矯正歯科治療のためのコルチコトミー」著者:深澤 真一
編集:Federico Brugnami,Alfonso Caiazzo

コルチコトミーとは?

コルチコトミー併用矯正は一度切った骨は、回復すると以前よりも丈夫になるという性質を利用した治療法です。歯の土台である骨の表面にヒビを入れる外科手術を用い、それが治癒するタイミングに合わせて歯を移動させる力を加えることで、通常より早く歯牙の移動ができる治療方法です。

具体的には、歯が生えている歯肉の下の骨(歯槽骨)の表層を皮質骨、内側を海綿骨といいますが、表層の皮質骨の一部を除去することをコルチコトミー(歯槽骨皮質骨切除術)といいます。この外科手術を併用した矯正治療は、日本ではまだメジャーと言い兼ねますが、アメリカの専門医では1医院あたり年間300症例ほど行われているポピュラーな治療方法です。

ヘミオステオトミー・コルチコトミーはコルチコトミーの改良法です

ヘミオステオトミー・コルチコトミーは、コルチコトミーをより発展させ、矯正歯科治療の期間を短縮できるようにした治療で、深澤 真一が考え出した手術法です。アンカーインプラントを併用することで矯正期間を短縮できます。

コルチコトミー併用矯正ではオペの直後に歯を動かすためにワイヤーに力をかける必要があるため、あらかじめ歯に矯正装置をつけておき、矯正装置の力〈=外からの力〉と、人間の体に備わっている治癒に向かう力(自然治癒力)〈=内からの力〉によって新しい歯並びが形成されます。

なお、手術では親知らずを抜く程度の腫れはありますが、術後はその日のうちに帰宅できます。このようにヘミオステオトミー・コルチコトミーは、治療を促進し、通常の矯正治療より治療期間が短縮されます。

また、一度切られた骨は自然治癒の力で手術前よりも丈夫になり、矯正後の後戻りも軽減されますまた、皮質骨を除去するときに掘る溝が血液の循環を活性化させて、代謝が盛んになります。その結果、歯肉が若返ってきれいなピンク色になることから、アンチエイジングにも役立ちます。

手術が怖い!緊張してドキドキしてしまう方に!!

手術と聞くと不安を感じる方もいるかもしれません。当院では、治療方法について患者さまに納得していただくまできちんと説明を行います。また、頭では納得していても実際に緊張してしまう方には、専門の先生による静脈内鎮静法(IV)をお勧めしています。

ウトウトしている間にインプラントの手術やヘミオステオトミー・コルチコトミーの手術を行い、その日のうちに帰宅できます。オペそのものにかかる時間は1時間ほど。30分ほど冷やせば帰宅できます。もちろん、手術当日の入浴と飲酒は控える必要がありますが、普段と変わらない食事も可能です。また、痛みが気になる方には鎮痛剤をお出ししますので、うずくことはほとんどありません。

スピード重視の矯正治療 基本は非抜歯

スピード重視の矯正治療の基本は非抜歯です(親知らずは抜歯します)。非抜歯で治療する場合、以下のような欠点が生じます。

非抜歯で治療する場合の欠点
  1. 顎が小さいことが不正咬合の原因な方は、顎を大きくする必要がある
  2. 叢生(乱ぐい歯)を治療すると、口元が突出してしまうことがある
  3. 骨から歯が出てしまうため、歯肉の退縮を引き起こしたり、歯が抜けやすくなる

これらを解決するためには、奥歯を親知らずの位置まで移動させる必要がありますが、従来の治療法では装置が複雑になり、治療期間も長期化してしまいます。

しかし、ヘミオステオトミー・コルチコトミーとアンカーインプラントを併用することでこれらの欠点は解消され、ほとんどのケースで治療期間を短縮できます。

すべての診療は予約制となっております。まずは資料請求を。

矯正歯科治療はただ歯をきれいに並べることではなく、顔貌のバランスも考慮しながら正しい咬み合わせを作る歯科治療です。
患者さまの症状やご希望に合わせて様々な治療プランをご提案いたします。
まずはカウンセリングでご相談ください。

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