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2023.12.04

裏側矯正で舌が痛いときのよくある原因と対処法を解説

裏側矯正で舌が痛いときのよくある原因と対処法を解説

 

裏側矯正での舌の痛みは、治療中は避けられないネックな悩みの一つです。歯列矯正は数年かけて行う治療ですので、少しでも不安を解消して治療に臨みたいものです。 すでに裏側矯正中の方で舌の痛みに悩まされている方は、痛みの原因と対処法を参考にして痛みをやわらげましょう。 本記事では、裏側矯正で舌が痛くなってしまう原因や、痛みがともなうときの対象を解説します。裏側矯正の痛みで悩んでいる方、不安な方は是非最後までご覧ください。

 

 

裏側矯正で舌が痛いときの原因

 

裏側矯正で舌が痛む原因は、人によってさまざまです。代表的なのが、矯正装置と舌が接触することによる摩擦です。 裏側矯正では、裏側に取り付けられたブラケットやワイヤーが舌に当たりやすくなります。強制装置が舌に当たることにより、痛みを引き起こします。 痛みが持続する場合は、歯科医に相談して装置の微調整を行うことが重要です。まずは、裏側矯正で舌が痛む理由を詳しく解説します。

矯正装置が舌に当たっているため

矯正装置が舌に当たっていると、痛みが生じることがあります。痛みの主な原因は、裏側矯正のブラケットやワイヤーが舌に当たって引き起こします。 表側矯正よりも口の中を傷つけづらいメリットはあるものの、慣れるまでは舌に矯正装置が当たって気になるかもしれません。痛みが持続する場合は、歯科医に相談して矯正装置の微調整を行ってもらいましょう。 定期的なチェックと適切なケアにより、舌への負担を最小限に抑えることが大切です。

ワイヤーが舌に刺さっているため

裏側矯正では、矯正が進行するとワイヤーが突出することがあります。ワイヤーの変形が少なくなると、矯正装置の後方からワイヤーが飛び出すことが原因です。 ワイヤーが舌に刺さっていると、激しい痛みをともないます。しかし、裏側矯正ではワイヤーを曲げることが難しく、保護剤で処置するしかありません。 保護剤で処置しても痛むようであれば、歯科医に相談してワイヤーの調整を行ってもらいましょう。我慢せずに、日常生活での食事や会話に支障をきたさぬよう早めの対処が重要です。

結紮線が舌に刺さっているため

結紮線といわれる、ブラケットを固定する細いワイヤーが舌に刺さることもあります。食事や歯磨きなどの外的要因により、結び目が飛び出すことがあります。 矯正装置のワイヤー同様、保護剤で直接当たらないように対策はできます。ほかにも、舌に当たらない位置に折り曲げるといった処置も可能です。 しかし、それでも結紮線が舌に不快感をもたらす場合は、歯科医に相談して早めの対処が必要です。

 

 

裏側矯正で舌が痛いときの対処法

 

裏側矯正をはじめると、治療の経過とともに舌が痛いと感じることがあります。そのまま我慢してやり過ごすのか、保護剤などで処置するべきか悩みます。 しかし、自己判断で処置してしまうと、余計に症状が悪化する可能性があります。ほかにも、矯正装置が正しい位置からずれてしまう恐れもあります。 症状が続く場合は、すみやかに歯科医に相談して適切な処置を行いましょう。歯科医に相談することで、舌の痛みを最小限に抑える方法を検討してくれます。

矯正用ワックスを使って痛みを緩和する

矯正治療中、ワイヤーが原因で痛みをともなう場合は、保護剤として矯正用ワックスが効果的です。ワックスを該当箇所に塗布することで、舌の痛みを緩和できます。 清潔な手で粘土状のワックスを適量取り、舌に当たる強制装置やワイヤーを覆います。ワックスは蝋でできているため、人体に影響はありません。 ただし、蝋のワックスは熱で溶けてしまうため、気になる方はシリコン製の溶けにくい素材を選びましょう。矯正用ワックスは、歯科矯正を行った歯科医院でもらえる可能性があります。

痛みがあることを歯科医院に相談する

矯正装置の不具合による痛みは、放置しても痛みは和らぎません。矯正用ワックスでも舌の痛みが治まらない場合は、すみやかに歯科医に相談しましょう。 症状の早期報告は、その後の治療の快適さにつながります。装置が問題で痛みをともなう場合は、矯正装置の調整や適切な対策を施すことで痛みがなくなります。 主な痛みの原因は、先ほど紹介した矯正装置のワイヤー、結紮線、ブラケット外れです。自分で処置できませんので、無理をせずに歯科医院に対処してもらいましょう。

 

 

裏側矯正で起きる舌以外の問題

 

裏側矯正では舌が痛くなる問題だけでなく、ほかにも痛みを引き起こす問題があります。たとえば、矯正装置が口内と摩擦して潰瘍や不快感を起こします。 たとえ口内に痛みがなくても、裏側矯正による弊害が発生します。矯正装置の影響で、歯磨きなどが不十分になるのです。 痛みを我慢したものの、今以上に症状が悪化するケースは少なくありません。痛みは身体からのシグナルですので、早め早めの対策が必要です。 ここからは、裏側矯正による舌の痛み以外の問題について解説します。舌の痛みに悩まされていない方も、必見な内容となっています。

歯茎の炎症

裏側矯正が原因で歯茎の炎症が発生することがあります。ブラッシング不足による歯垢や歯石の蓄積が引き金になります。 症状としては歯茎の腫れ、出血、赤みとして現れます。歯茎の炎症を抑えるためには、適切な歯みがきやフロスの使用が大切です。 矯正装置の周りは磨き残しが発生しやすいため、いつも以上に丁寧なブラッシングを心がけましょう。もし症状が現れた場合は、早めに歯科医に相談して適切な治療やアドバイスを受けましょう。

知覚過敏

知覚過敏は、歯が冷たさや熱などの刺激に敏感に反応する状態です。歯のエナメル質の減少や歯髄の刺激が原因となります。 歯磨きのしすぎや歯ぎしり、虫歯、歯周病も影響することがあります。予防策として、低刺激の歯磨き粉の使用や柔らかい歯ブラシの利用が効果的です。 まずは、日頃のブラッシング方法や使用している歯ブラシや歯磨き粉を見直してみましょう。電動歯ブラシを使用している方は、ブラッシング方法を変えただけで状況が変わる可能性があります。 それでも症状が緩和しない場合や判断に悩む場合は、早めに歯科医の診断を受けましょう。適切な治療や専用の歯磨き粉の使用で、痛みの早期解決につなげます。

虫歯

虫歯は歯の表面が酸によって溶かされた結果、歯の組織が崩れる歯科疾患です。裏側矯正の場合、装置周辺の磨き残しの影響で虫歯になります。 矯正中の場合、適切な歯みがきとフロスの併用が効果的です。また、定期的な歯科検診を行って歯を良好な状態のまま維持しましょう。 歯科矯正中に虫歯が進行すると、治療が困難なケースがあります。予防と適切な処置を行い、虫歯リスクを低減しましょう。

歯周病

歯周病は、歯茎と周囲の組織に影響を及ぼす慢性的な炎症疾患です。主に磨き残しによる歯垢や歯石が原因です。 初期症状では歯茎の腫れや出血があり、進行すると歯槽骨の破壊が起こります。虫歯予防と同じく、予防には適切な歯磨きとフロスの利用が効果的です。 歯科矯正中の場合、定期的な歯科検診を行うと予防につながります。歯周病が進行すると、治療が必要になりますので注意しましょう。

 

 

裏側矯正の痛みはいつまで続く?

 

裏側矯正の痛みの持続期間には個人差があります。一般的には、矯正装置の取り付け直後が一番痛みをともないます。 最初の数日から1週間程度がもっとも痛みを感じやすい時期です。この期間を過ぎると、痛みへの耐性がついてきます。 人によっては痛みが続いたり、矯正装置の影響で口内や舌の痛みが発生したりします。痛みが続くようであれば、早めに歯科医に相談しましょう。 通常、矯正治療が進むにつれて痛みはやわらぎますので、適切なケアと歯科医のサポートを受けて不安を解消することが大切です。

 

 

まとめ

 

裏側矯正による舌の痛みは、日常生活に支障をきたす原因になります。食事や仕事、睡眠にも影響がおよびます。 痛みを我慢したり自己流で処置してしまうと、余計に痛みが悪化する可能性があります。痛みや違和感があれば、すみやかに歯科医に相談しましょう。 本記事では、裏側矯正が影響して舌が痛むときの対処法を解説してきました。舌が痛む原因を正確につきとめ、正しい処置を行いましょう。 銀座矯正歯科では、歯科矯正による不安や痛みの対処法を分かりやすくご説明します。患者様一人一人と向き合い、それぞれに合った歯科矯正を提案します。 裏側矯正をはじめ、さまざまな方法で歯科矯正の提案を行いますので、まずはお気軽に相談ください。

 

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