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2023.09.25

金属アレルギーでも矯正できる?できない?おすすめの矯正方法

 

 

金属アレルギーがあっても口の中に装置を装着する矯正治療は可能だろうかと、不安に感じられる方もいるでしょう。金属アレルギーは口腔内にイオンが溶け出すことで発症します。装置も大きいこともあり、影響が気になるところです。

今回は金属アレルギーと矯正装置の関係を解説するとともに、金属アレルギーのリスクを避けて矯正を行う方法を解説します。

 

 

金属アレルギーでも矯正できる?

 

結論からいうと、金属アレルギーの方でもほとんどの場合、矯正治療を問題なく受けられます。しかし、治療を受ける際は念のため、主治医に金属アレルギーであることを伝えましょう。そうすることで、矯正装置を選択する際などは配慮してもらえます。

矯正治療は、歯に矯正装置を装着して治療を行います。マウスピースの場合は、ポリウレタンというプラスチックの素材であるため、金属は不使用です。そのため、基本的には金属アレルギーの方でも問題ありません。しかし、ワイヤー矯正の装置に関しては、以前は金属アレルギーがでやすいニッケルが使用されていました。

現在では、ニッケルに代わり金属アレルギーのでにくいチタン合金のワイヤーが増えています。また、金属だけではなく、セラミックの素材のワイヤーも登場しました。

さらに、歯を固定するブラケット部分の素材も、強化プラスチックやサファイアなど、ニッケルが使用されていない素材が選択可能です。セラミックやプラスチックやサファイアなどは、白く透明感があるため、歯となじみ、目立ちにくいというメリットもあります。

患者さまご自身が、金属アレルギーであることに気がついてないケースもあります。現在金属アレルギーのない方でも、できる限り金属アレルギーがでない素材を選択するのがおすすめです。

 

 

金属アレルギーの基礎知識

 

矯正治療によって、金属アレルギーとはどのように起こり、どのような症状がでるのでしょうか。患者さまが知っておくべきことを解説します。

 

金属アレルギーとは

アレルギーとは、本来は有害な病原体を体外に排除するために起こる免疫反応が過剰になり、組織の疾患や傷害につながってしまうことを指します。皮膚だけではなく、粘膜などにも表れ、歯科治療で使用した金属の素材、ニッケル、クロム、コバルトなどが原因となることもあります。

歯科治療の素材によって免疫反応が起こるメカニズムは、以下の通りです。まず口腔内にある金属よりイオンが溶け出して皮膚や粘膜を通って、血管や汗に入ってしまいます。すると、イオンがタンパク質と結合し、身体はこれを異物だと認識してしまい、排除しようとアレルギー反応が起こるのです。

金属は歯科治療だけではなく、日ごろ触れる機会は少なくありません。そのため、どれが原因になっているのか特定するのが困難です。

 

金属アレルギーの主な症状

金属アレルギーの症状にも軽度なものと重度なものがあります。軽度な初期症状のうちにしかるべき治療を受けることが大切です。

初期症状は、赤いぶつぶつ、湿疹などが現れます。口腔内の装置が原因であっても、口周りだけに現れるだけではなく、手足やお腹や背中などにも表れることもあるので、原因が分かりにくいケースもあるでしょう。しかし、口腔内にある装置の素材によっては口周り以外の湿疹であっても、原因として考慮にいれる必要があります。

金属アレルギーが重度になると、全身に強い痛みを感じ、頭痛、発熱、倦怠感などの症状に見舞われます。生活に支障があるため、早めの受診がおすすめです。

 

矯正中に起こる恐れのある金属アレルギーの症状

矯正治療中に金属アレルギーの症状として現れる可能性が高いのは、口腔内の粘膜や皮膚にでる疾患です。矯正治療が原因なのか分からず放置してしまうことも考えられるので、以下のような症状が現れたらすぐに歯科医師に相談してください。

 

口内炎

矯正治療を開始した途端に口内炎ができた、一旦治っても何度となく頻繁にできるようになった場合は、金属アレルギーによる口内炎の可能性があります。金属アレルギーによる口内炎は、その原因からアレルギー性口内炎と呼ばれています。

患部に傷みを感じるだけではなく、同時に手足などにもかゆみや腫れといった症状がでることもあるので、そのまま放置しないようにしてください。

 

唇の腫れ

唇が赤く腫れたり、ただれたりする症状は金属アレルギーの可能性があります。唇だけではなく、舌がピリピリする、口周辺が赤くただれる、まれに顔全体が腫れてしまうこともあります。ほとんどの場合は、下唇の全体か一部に症状はとどまることが多いので、一部でも腫れている場合は、歯科医師にご相談ください。

唇の腫れの場合は、装置をいれてからすぐではなく、数日経過してから症状が現れることもあります。症状が強く表れる場合は、呼吸困難や血圧低下を伴うアナフィラキシーショックに陥ることもあるため、できる限り早く対処することが大切です。

 

皮膚炎

口腔内の矯正治療の装置が原因であっても、必ずしも金属アレルギーの症状は口腔内や口周りのみに表れるわけではありません。口からは離れた手や足、お腹、首、背中などに赤みやかゆみや湿疹など、皮膚炎の症状が現れるケースもあります。

原因が口腔内の装置の場合は、腫れやかゆみを抑える薬を塗布するなど、対症療法だけでは根本的な治療になりません。場合によっては、患部が広がってしまうこともあるでしょう。矯正治療を受けている場合は、歯科医師へのご相談をおすすめします。

 

 

金属アレルギーの方におすすめの矯正方法

 

金属を使用するブランケットでの矯正治療の場合は、金属アレルギーの症状がでるケースがあることお伝えしました。しかし、金属アレルギーの方であっても、矯正治療が受けられないわけではありません。

金属アレルギーの方でも安心して受けられる矯正方法について解説します。

 

マウスピース矯正

マウスピース矯正の場合は、マウスピース自体には金属を使用せず、素材はポリウレタンというプラスチックのため、金属アレルギーの方でも安心して治療が受けられます。透明であるため、治療中も口元が目立たず、通院回数も少ないのがメリットです。

ただし、マウスピースでは対応できない症例もあります。患者さまにとってよい歯並び、噛み合わせを作るために、ワイヤー矯正を選択せざるを得ないこともあるでしょう。まずは事前にマウスピースでの治療が可能か診断を受ける必要があります。

 

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正でも昨今、金属アレルギーへの対策や見た目の改善のために、金属不使用の装置も開発されました。強化プラスチックを素材にしたブラケットは半透明で歯の色に近く、従来の金属より目立ちにくいのが特徴です。

ほかにも、プラスチックのブラケットよりも硬く変色もしにくいサファイアを素材にした、透明感のあるブラケットもあります。表面がなめらかなため、汚れや着色がつきにくいので、衛生面でも優れており、虫歯や歯周病予防にも適しています。

ワイヤー部分に関しても、ニッケルフリーのワイヤーを現在は選択可能です。そうしたワイヤーを使用すれば問題なく治療が受けられます。

 

 

まとめ

 

金属アレルギーを自覚している方は、回避するために意識してメタルフリー素材での治療を選択されます。しかし、年齢を重ねて症状が現れる方、自覚のない方もいますので、見た目のよさだけではなく、健康面の理由からもメタルフリー素材をすすめる歯科医院も少なくありません。

歯科医院によって矯正治療の選択肢は変わります。マウスピース矯正のみ行っている場合や、ワイヤー矯正を取り扱っていても素材が選べないケースもあるでしょう。

銀座矯正歯科医院では、マウスピース矯正だけではなく、ニッケルフリーのワイヤー強化プラスチックやサファイアのブラケットでの矯正治療が可能です。お一人おひとりが安心して治療を進められますように努めますので、ぜひご相談ください。

 

 

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矯正歯科治療はただ歯をきれいに並べることではなく、顔貌のバランスも考慮しながら正しい咬み合わせを作る歯科治療です。
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