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そんな不安や悩みを少しでも解消できるよう、この記事で医院選びのポイントを丁寧にお伝えします。
長くなりますが、ぜひ最後までご覧ください!
銀座矯正歯科です。
歯科矯正は一生に一度の大きな決断です。
治療費は高額で、治療期間も数年単位と長いため、「どの矯正歯科を選ぶべきか?」と悩む方は多いでしょう。
しかし、医院選びを間違えると、「思ったような結果が出なかった」「治療が長引いた」「予想外の追加費用がかかった」といった後悔につながることもあります。
そこで今回は、矯正治療を成功させるための医院選びのポイントを徹底解説します。
特に、経験者が後悔しがちなポイントを押さえながら、医師の専門性、治療実績、費用、治療方法の選択肢、アフターケアなどを詳しく紹介します。
矯正歯科選びで失敗しないために最初に確認すべきポイント
矯正治療は、見た目だけでなく噛み合わせや健康にも影響を与える重要な治療です。
そのため、医院選びの際に最低限チェックしておくべき13のポイントを紹介します。
- 医院選びに必要なチェックリスト 13項目
- ✓ 日本矯正歯科学会の「認定医」「専門医」「臨床指導医」が在籍しているか
- ✓ 矯正専門のクリニックか、一般歯科で矯正を提供しているのか
- ✓ 担当医が一貫して治療を行うか
- ✓ 公式HPに症例写真(ビフォーアフター)が掲載されているか
- ✓ 症例ごとの治療期間・治療法が詳しく説明されているか
- ✓ ワイヤー矯正・裏側矯正・マウスピース矯正など複数の選択肢があるか
- ✓ 治療計画が明確で、治療の流れや期間が具体的に説明されているか
- ✓ 費用のトータル金額が明確か(追加料金の有無)
- ✓ 分割払い・医療ローンが利用できるか
- ✓ 予約の取りやすさ(希望日に予約できるか、WEB予約が可能か)
- ✓ 通院のしやすさ(アクセス・診療時間・土日診療の有無)
- ✓ 矯正治療中のサポート体制(トラブル対応の迅速さ)
- ✓ アフターケアの充実度(保定期間の管理、リテーナーの費用や定期検診)
日本矯正歯科学会の「認定医」「専門医」「臨床指導医」が在籍しているか
矯正治療は高度な専門知識が必要なため、経験のある医師がいるかどうかが重要です。
矯正歯科医には、日本矯正歯科学会が認定する資格があります。
- ・認定医:5年以上の矯正治療経験と学会発表を経て認定される資格
- ・専門医:より高度な技術と実績が求められる上位資格
- ・臨床指導医:矯正歯科医を指導できる立場にあるため、最も信頼度が高い
医院のHPやカウンセリング時に、担当医の資格や経歴を確認しましょう。
資格を持っているからといって必ずしも技術が高いとは限りませんが、少なくとも専門的なトレーニングを受けた医師であることの証明になります。
(参考リンク: 日本矯正歯科学会)
矯正専門のクリニックか、一般歯科で矯正を提供しているのか
矯正治療は、矯正専門のクリニックと、一般歯科でも提供している医院の2種類に分かれます。
矯正専門クリニックのメリット
- ・矯正治療に特化しているため、最新の技術や設備が整っている
- ・症例数が多く、難しい症例にも対応できる
- ・矯正の技術や経験が高い医師が多い
一般歯科で矯正を受けるメリット
- ・矯正と虫歯・歯周病治療を一緒に受けられる
- ・家族で通っている医院なら安心感がある
- ・一般歯科との連携がスムーズ
どちらが良いかは一概には言えませんが、自分の症例に合った医院を選ぶことが大切です。
担当医が一貫して治療を行うか
矯正治療は数年単位の治療になるため、毎回違う医師ではなく、治療の最初から最後まで同じ医師が担当するかどうかを確認しましょう。
医院によっては、カウンセリングを担当する医師と実際に治療を行う医師が異なる場合があります。
その場合、治療計画が一貫していない可能性があるため要注意です。
治療実績と症例のチェック方法
医院の実績を確認するためには、症例写真や治療実績を確認することが大切です。
公式HPに症例写真(ビフォーアフター)が掲載されているか
矯正治療の結果は医院によって異なります。
そのため、医院の公式HPに治療のビフォーアフターの写真が掲載されているかをチェックしましょう。
- ・症例写真が多い医院:多くの患者の治療経験があり、安心して治療を任せられる
- ・症例写真が少ない医院:実績が少ない可能性があり、慎重に検討が必要
特に、自分の歯並びと似た症例があるかを確認すると、治療後のイメージがしやすくなります。
当院では、多数の症例写真を公開しており、実際の治療結果を確認できます。
ワイヤー矯正・裏側矯正・マウスピース矯正など、さまざまな治療方法の症例が紹介されているため、自分に合った治療法を選ぶ際の参考になります。
症例ごとの治療期間・治療法が詳しく説明されているか
矯正治療の期間は患者の歯並びによって異なりますが、あまりにも短期間での矯正を推奨する医院は要注意です。
無理に歯を動かすと、歯根吸収や歯茎へのダメージが発生しやすくなります。
また、治療期間が長すぎる場合も、適切な治療計画が立てられていない可能性があるため、事前に確認しましょう。
矯正装置の種類と選択肢
矯正装置にはさまざまな種類があり、ライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
ワイヤー矯正・裏側矯正・マウスピース矯正など複数の選択肢があるか
医院によっては、特定の矯正装置しか扱っていないこともあります。
例えば、ワイヤー矯正のみ、またはマウスピース矯正のみを扱っている場合、それ以外の選択肢がないため、自分に合わない治療を受けることになりかねません。
主な矯正方法の比較
- ・ワイヤー矯正(表側矯正):最も一般的で効果が高いが、目立つ
- ・裏側矯正(舌側矯正):目立たないが、費用が高め
- ・マウスピース矯正(インビザライン):透明で目立たず、取り外しが可能だが、適応症例が限られる
装置の特徴やライフスタイルに合うか
矯正装置には、それぞれメリット・デメリットがあります。
- ・見た目を気にするなら:裏側矯正やマウスピース矯正
- ・短期間でしっかり矯正したいなら:ワイヤー矯正
- ・食事や歯磨きをしやすくしたいなら:マウスピース矯正
患者の要望や生活スタイルに合わせた提案をしてくれるかどうかも、医院選びのポイントになります。
矯正治療の費用は明確か?追加料金がかかるかをチェック
矯正治療の費用は、医院によって異なるため、しっかりと確認することが重要です。
「矯正治療〇〇万円」と書かれていても、実際に通い始めると追加料金が発生するケースもあります。
トータルの治療費が明確か(追加費用が発生しないか)
矯正治療には、基本料金以外にもさまざまな費用が発生することがあります。
以下の項目が治療費に含まれているかを事前に確認しましょう。
- ・初診・カウンセリング料:無料の医院もあれば、有料の医院もある
- ・検査費用:CTやレントゲン撮影、歯型のスキャン費用
- ・矯正装置の費用:装置の種類によって大きく異なる
- ・調整料:毎回の通院時にかかる費用(医院によって異なる)
- ・リテーナー(保定装置)費用:矯正終了後の後戻りを防ぐ装置の費用
- ・再診料・メンテナンス費:矯正終了後の定期検診
特に「調整料」がかかるかどうかは大きな違いです。
月に1回の調整が必要な場合、1回5,000円の調整料が発生すると、年間で6万円以上の追加費用になります。
契約前に、トータルの費用を確認しておきましょう。
分割払い・医療ローンに対応しているか
矯正治療の費用は、ワイヤー矯正で80万円〜120万円、裏側矯正では150万円以上かかることもあります。
マウスピース矯正(インビザライン)は、70万円〜100万円程度が相場です。
一括払いが難しい場合、分割払いができるか、医療ローンが利用できるかを確認しましょう。
クレジットカード払いが可能か
医療ローンが利用できるか(低金利のローンがあるか)
都度払い(毎回の診療時に支払う方式)が可能か
無理なく支払えるプランがあるかを確認し、生活に負担がかからない方法を選びましょう。
予約の取りやすさと通いやすさ
矯正治療は、定期的に通院しながら進めるため、予約が取りにくかったり、通院が不便な場所にあると負担が大きくなります。
希望日に予約が取りやすいか(予約が数ヶ月先にならないか)
人気のある矯正歯科では、予約が数ヶ月先まで埋まっていることもあります。
矯正治療は月1回の調整が必要なため、予約が取れないと治療期間が長引く可能性があります。
- ・予約がスムーズに取れるか
- ・WEB予約が可能か(電話予約しかできない医院は不便なことも)
- ・急なトラブル時の対応が可能か(矯正器具が外れたときなど)
カウンセリング時に、予約の取りやすさを事前に確認しておきましょう。
アクセスが良いか(駅近・駐車場の有無・診療時間)
通いやすさも重要なポイントです。
- ・駅から徒歩圏内か(遠すぎると通院が面倒になる)
- ・駐車場があるか(車で通院する場合)
- ・診療時間がライフスタイルに合っているか(仕事帰り・学校帰りに通えるか)
- ・土日診療・夜間診療があるか(平日は忙しく通えない場合)
特に、矯正治療は2〜3年かかるため、「通うのが面倒になった」という理由で途中で通院をやめてしまう人もいます。
長期間の通院がストレスにならないよう、通いやすい医院を選びましょう。
トラブル対応とアフターケアが充実しているか
矯正治療中や治療後にトラブルが発生することがあります。
その際、医院が適切に対応できるかどうかを確認することが重要です。
矯正中のトラブルに迅速に対応してくれるか
矯正治療中には、以下のようなトラブルが発生することがあります。
- ・矯正装置が外れた・壊れた
- ・矯正装置による口内炎ができた
- ・歯が強く痛む・噛めない
- ・矯正装置をなくしてしまった(マウスピース矯正の場合)
このようなトラブルが起こった際、すぐに診てもらえるかどうかが重要です。
予約がすぐに取れるか、急患対応をしているかを確認しておきましょう。
矯正後のメンテナンス(保定期間の管理)がしっかりしているか
矯正治療が終わった後も、歯が元の位置に戻らないようにするための「保定期間」が必要です。
保定期間は2〜4年ほどかかることがあり、この期間に適切なフォローを受けられるかが重要です。
- ・リテーナー(保定装置)の費用が明確か
- ・定期検診の間隔はどのくらいか(半年ごとなど)
- ・後戻りした場合の対応はどうなるか(追加料金がかかるか)
保定を怠ると、せっかく整えた歯並びが元に戻ってしまうこともあるため、矯正後のメンテナンス体制が整っているかを確認しましょう。
矯正治療の種類と選び方
矯正治療にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や適応症例が異なります。
自分の生活スタイルや治療目的に合った方法を選ぶことが、治療の成功につながります。
・ワイヤー矯正(表側矯正)
ワイヤー矯正は、最も一般的な矯正方法で、歯の表側にブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯を動かします。
- メリット
- ・ほとんどの症例に対応できる。
- ・歯を大きく動かせるため、複雑な歯並びでも治療が可能。
- デメリット
- ・金属の装置が目立つ。
- ・食べ物が挟まりやすく、口内炎ができやすい。
- 向いている人
- ・確実な治療効果を求める人。
- ・噛み合わせのズレが大きい人。
・裏側矯正(舌側矯正)
歯の裏側に装置を装着する方法で、周囲から矯正していることが分かりにくいのが特徴です。
- メリット
- ・目立たないため、見た目を気にせずに矯正できる。
- デメリット
- ・費用が高額になりやすい。
- ・舌が装置に当たり、発音しづらくなることがある。
- 向いている人
- ・人前で話すことが多い人。
- ・見た目を重視したい人。
・マウスピース矯正(インビザラインなど)
透明なマウスピースを装着し、徐々に歯を動かしていく方法です。
取り外しが可能で、食事や歯磨きがしやすいのが特徴です。
- メリット
- ・目立たない。
- ・取り外し可能で、食事や歯磨きが楽。
- ・痛みが少ない。
- デメリット
- ・自己管理が必要で、1日20時間以上装着しないと効果が出にくい。
- ・歯並びによっては適応できない場合がある。
- 向いている人
- ・軽度の歯並びのズレがある人。
- ・装置を目立たせたくない人。
・部分矯正(前歯のみの矯正)
前歯など一部の歯並びを整えるための矯正方法で、比較的短期間で治療が完了します。
- メリット
- ・費用を抑えられる。
- ・治療期間が短い。
- デメリット
- ・噛み合わせを大きく変えることはできない。
- ・対応できる症例が限られる。
- 向いている人
- ・軽度の歯並びの乱れを改善したい人。
それぞれの矯正方法にはメリット・デメリットがあるため、カウンセリング時にしっかりと相談し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
矯正治療を始める前に知っておきたい注意点
矯正治療は長期間にわたるため、治療を始める前に知っておくべき注意点がいくつかあります。
事前に理解しておくことで、矯正中のストレスを軽減し、スムーズに治療を進めることができます。
・矯正中の痛みや違和感について
矯正治療では、歯を少しずつ動かしていくため、最初の数日間は痛みや違和感を感じることがあります。
- ・ワイヤー矯正の場合:装着後3〜5日間ほど歯が浮いたような痛みを感じることがある。
- ・マウスピース矯正の場合:新しいマウスピースに交換するたびに軽い締め付け感がある。
【対処法】
- ・痛みが強い場合は、市販の鎮痛薬を使用する。
- ・固い食べ物を避ける。
・食事制限(硬いもの・粘着性のある食品)
矯正中は装置が付いているため、食べ物の種類に注意が必要です。
【避けるべき食品】
- ・硬いもの(ナッツ類、せんべい、フランスパンなど)
- ・粘着性のあるもの(ガム、キャラメル、餅など)
- ・装置に挟まりやすいもの(ほうれん草、えのき、ひじきなど)
- ・着色しやすいもの(コーヒー、ワイン、カレーなど)
【対処法】
- ・食べにくいものは細かくカットする。
- ・ストローを使って着色を防ぐ。
・矯正後のアフターケア(リテーナー・定期検診)
矯正治療が終了した後も、歯が元の位置に戻らないように「保定装置(リテーナー)」を装着する必要があります。
- ・保定期間:2〜4年ほどが一般的。
- ・歯の後戻りを防ぐため、最初の1年間は装着時間を守ることが重要。
- ・定期検診:矯正後も定期的に通院し、歯並びの状態を確認することが大切。
矯正治療は「矯正が終わったらゴール」ではなく、その後のケアも重要です。
保定期間を怠ると、せっかく整えた歯並びが元に戻ってしまうことがあるため、適切なメンテナンスを続けましょう。
まとめ
矯正歯科を選ぶ際には、医師の専門性や治療実績、矯正装置の種類、費用の明確さ、予約の取りやすさ、アフターケアの充実度など、多くのポイントをチェックする必要があります。
特に、治療方法の違いや注意点を理解し、自分のライフスタイルに合った矯正方法を選ぶことが重要です。
- ・矯正治療は長期間にわたり、費用も高額になるため、慎重に医院を選ぶ。
- ・信頼できる医院を見つけることで、安心して治療を受けることができる。
- ・理想の歯並びを手に入れるために、事前の情報収集が重要。
矯正歯科選びに迷っている方は、今回紹介したポイントを参考にしながら、自分に最適な医院を見つけてください。
当院では、デジタル技術を活用した精密な矯正治療を提供しています。
多数の治療選択肢があり、患者一人ひとりに最適なプランを提案しています。
さらに、治療後のアフターケアにも力を入れており、矯正終了後も定期的なメンテナンスを実施することで、歯並びを維持できる環境を整えています。
無料カウンセリングも実施しているため、矯正を検討している方は、ぜひ相談してみてください。
銀座駅(C8出口)にある矯正歯科
『東京都銀座の裏側矯正歯科ガイド|銀座矯正歯科』
住所:東京都中央区銀座3-3-14 銀座グランディアビルⅡ 6F
TEL:03-3567-5454